仕事が終わってから東京駅に行く
丸ビルにいく
気になっている彫刻家の作品展を見に行く
そこはショップ空間の表のウインドウを
ギャラリースペースとしている
寒い寒い冬 年の暮れのへろへろになって働いた
人たちの朝晩の通勤途中にこれがあるんだろう
みんな見たり見なかったりコートの首元を押さえながら
先を急ぐんだろう
ショップのお姉さんが話しかけてきて
かわいい笑顔で
「やっぱりアートのある生活って心が潤いますよねー」
って言ってくる
それでも
そこに置いてあったものは
ただそこにあって
骨を見てるみたいだった
静かな気持ちになる
もう何も語らないのに
もう燃えてしまったのに
語る 肉や体温を思い起こさせる
私が丸ビルで働くOLだったなら
こんな気持ちで見れただろうか
私が15万のピアスを買う客だったなら
こんなふうに感じただろうか
大丈夫だと思う
きっとなにか思う
これを見たら
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