2009年1月8日木曜日

かげとり展


仕事が終わってから東京駅に行く
丸ビルにいく
気になっている彫刻家の作品展を見に行く

そこはショップ空間の表のウインドウを
ギャラリースペースとしている

寒い寒い冬 年の暮れのへろへろになって働いた
人たちの朝晩の通勤途中にこれがあるんだろう
みんな見たり見なかったりコートの首元を押さえながら
先を急ぐんだろう

ショップのお姉さんが話しかけてきて
かわいい笑顔で
「やっぱりアートのある生活って心が潤いますよねー」
って言ってくる

それでも

そこに置いてあったものは
ただそこにあって
骨を見てるみたいだった
静かな気持ちになる
もう何も語らないのに
もう燃えてしまったのに
語る 肉や体温を思い起こさせる


私が丸ビルで働くOLだったなら
こんな気持ちで見れただろうか
私が15万のピアスを買う客だったなら
こんなふうに感じただろうか


大丈夫だと思う
きっとなにか思う
これを見たら




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